悪い事業者ばかりということではありませんが、運悪くそういう業者に出会ってしまうと一生後悔することになりかねませんので、ご注意ください。

❶安い坪単価のカラクリ

「坪単価25万円台!」
新聞などの折込チラシでよく見かけますが、坪単価は普通、(建物本体価格)÷(延床面積)で計算するので、本体価格を安く見せて、延床面積を大きくすれば、坪単価は安くなります。「そんなのサギじゃないか!」と思うかもしれませんが、どこまでを本体価格に入れるというのは法律で決まっていません。

❷え、ドアもオプション?

例えばドアや窓など住むために必要な設備を「オプション」だと平気で言う業者もあり、いろいろ足していくと、全然安くない金額になることもあります。

❸工事代金が通常の2倍なんてこともザラ

住宅には水道電気の引込み、浄化槽設置、調査費、確認申請費など住宅本体以外の工事や経費も必ず発生します。住宅メーカーは市販されている価格より安い価格で設備などを仕入れることが可能です。しかしその分をお客様に還元しないで丸々利益にし、さらに工賃などを上乗せしています。儲け主義の業者の見積もりをみると善良な業者の2倍以上の金額なんてことはザラです

❹「35坪以上の住宅が常識」という非常識

広い家の方が良いにこしたことはありませんが、経済的な負担と快適さを考えれば実は、4人家族でも20~25坪あれば十分です。ご夫婦2人なら16.5坪程で十分です。しかし、住宅メーカーや工務店は30坪~35坪が一般的ですといいます。住宅展示場の家も35坪以上なので35坪が標準なんだと錯覚させられます。
それには2つの理由があります。
その1:昔は3世帯同居や子供の家族も多かったから35坪以上必要でしたが、今は核家族化・少子化が進み、高い金額をかけてまで大きな家は必要ありません。
その2:歩合給が高い営業マン・モデルハウスの維持・集客の為の折宣伝費、これらの経費を住宅の価格から回収しているので、小さい家より販売金額の高い大きな住宅を売りたいという事情です。

❺安くするために落ちるのは材質だけでない

価格を落とせば材料の質が下るのは当然ですが、「質を落としていません」と言うメーカーもあります。その分何かを必ず削っています。会社の利益は削らずその代わりに大工さん達の賃金を削っています。安い賃金の大工さん達は食べていくためにたくさん仕事をしなければならず、1つ1つの工事を早く終わらせるために仕事が雑になり、質の悪い住宅になってしまいます。壁に隠れてしまうと、住み始めは問題なくても、日数の経過と共に、修繕が必要な箇所が出てきます。

❻住む人の幸せより、自分の儲けが優先する住宅業者

住宅業はビジネスですから当然利益は必要です。営業マンは歩合制であれば当然売上を上げる必要があります。しかし業者が自分の利益を上げることが過剰になると、お客様に適した住宅でなく、売上や利益を多く取ることが優先して、結果としてお客様は必要以上に高い住宅を売りつけられてしまいます。そのツケが重い住宅ローンの返済という負担になり、お客様が収入減になればローン破綻となり、離婚や自殺が年々増えているという実態があります。住宅業者の言いなりになる前にまずご相談ください。